世紀東急への株主提案(2020年)に関する特集サイト
弊社及び弊社の運営するファンドは世紀東急工業株式会社(以下「世紀東急」といいます。)の株主です。弊社は世紀東急に対し、株主価値向上のため、株主提案権を行使して次の議案を提出いたしました。
- 株主との対話を促進するための資本コストの数値と計算根拠の開示
・・・・・・・株主提案1(招集通知上の第4号議案)
- 配当性向100%を実現するための増配
・・・・・・・株主提案2(招集通知上の第5号議案)
世紀東急の課題と解決案は以下の2つです。
1.割安な状態で放置されている株価のバリュエーション
世紀東急の資本効率性は、資本コストを下回っており、結果として低い株価のバリュエーションにとどまっています。弊社は、昨年も資本コストの開示についての株主提案を行い、33%の賛成票をいただきましたが、その後も資本コストの開示はなく、株価は極端に低いバリュエーションで放置されたままです。
世紀東急は昨年弊社提案に対する反対意見のなかで「資本コストの考え方を経営に反映させる」としましたが、それから1年経った今も何のアクションも起こしていません。
世紀東急の経営陣の資本コストに対する意識を高め、株主との対話の実効性強化を促進することにより、現状の低いバリュエーションを改善させるため、資本コストの数値と計算根拠を開示することを提案します。
詳細は以下のページをご参照ください。
・割安に放置される株価のバリュエーションと資本コストを通じた対話の必要性
・資本コストについての記載がない中期経営計画
・資本コストを下げるための対話の紹介(世紀東急の独禁法違反)
2.将来のROE低下を招く資本政策
世紀東急は総還元性向30%が株主還元目標ですが、現状の株主還元水準が継続した場合、高いROEが低下していくことを避けることはできません。
今の高いROEを維持向上させるため、配当性向100%を提案します。
詳細は以下のページをご参照ください。
・積み上がり続ける自己資本と低下し続けるROE
・自己資本を積み上げる資本政策からの転換のための対話内容の紹介
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新着情報
- 2020.06.25
- コンテンツ「今年の株主提案について」内に臨時報告書の内容を追加しました。
- 2020.06.25
- コンテンツ「株主総会の状況(2020)」を追加しました。
- 2020.06.05
- 株主の皆さまへ「株主総会における議決権行使について」を送付いたしました